盲導犬や災害救助犬など、人間のために働く犬は数多くいるが、あまりよく知られていないのが「介助犬」だ。介助犬とは、手や足に障害がある人の手助けをするための犬で、盲導犬などと同様、特別な訓練を積んで認定される。
社会福祉法人 日本介助犬協会のサイトによれば、
・介助犬の代表的な仕事
1 落としたものを拾う
(小銭、カード、鍵、書類 ほか)
2 指示したものを持ってくる
(ペットボトル、車椅子、駐車券 ほか)
3 緊急時の連絡手段の確保
(電話、家族、緊急ボタン ほか)
・使用者のニーズ次第で行う仕事
1 ドアの開閉
2 指示した物を置く
3 衣服の脱衣補助
4 車椅子の牽引
5 部屋の電気やエレベーターのスイッチ操作
6 荷物の運搬
7 起立・歩行介助
8 移乗の補助
などが介助犬の仕事であるとのことで、ほかの使役犬同様「そんなことまで出来るのか!」という数々の仕事が並んでいる。
上は、介助犬協会作成の動画。ロングバージョンは「こちら」
さてそんな、手足に障害を持つ人にとっては大変ありがたい存在である介助犬だが、むろん「仕事をする」までには膨大な手間とコストがかかるわけで、それを専門に行う団体が「社会福祉法人 日本介助犬協会」だ。
その介助犬協会が、2015年3月14日(土)に「犬飼育ボランティア説明会」を神奈川県の新横浜で開催する。むろんこれは単にペットとしての犬を飼育するわけではなく、今回募集する飼育ボランティアは
1)キャリアチェンジ犬の引き取り
介助犬にならなかった犬の引き取り
2)PR犬の預かり
イベントなどで介助犬の仕事を紹介する犬の預かり
3)パピーホーム
介助犬としての訓練が開始される1歳になるまでの子犬の預かり
という3種類。
それぞれの条件についての詳細は現時点では不明だが、協会の公式サイトを見る限り
・PR犬預かりは、室内飼育をしてくれてクルマで送迎をしてくれる人
・パピーホームは室内飼育をしてくれて留守がちじゃない人。乳幼児がいない家庭
など、極めて一般的と思われる条件が書かれている。キャリアチェンジ犬に至っては、基本トレーニングが入っていて健康状態も完全に管理されており、プロが特徴/性格を把握済という素敵な大型犬(ゴールデンやラブ)だ。
自分も何か介助犬の役に立ちたいーーすなわちそれは手足に障害を持った人に間接的に貢献できるということだーーと思ったのであれば、ぜひ協会に連絡をして参加してみてほしい。また協会では、ほかにもさまざまなボランティアや支援を募集しているので、今回は無理でも、何か役に立ちたいという人はぜひ一度チェックを。
説明会日時:
2015年3月14日(土) 15:00〜16:00
説明会会場:
神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-9 新横浜フジカビル301号
※地図はこちら
問い合わせ先:
社会福祉法人 日本介助犬協会 電話:045-476-9005 E-Mail:[email protected]
2015年3月14日(土) 15:00〜16:00
説明会会場:
神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-9 新横浜フジカビル301号
※地図はこちら
問い合わせ先:
社会福祉法人 日本介助犬協会 電話:045-476-9005 E-Mail:[email protected]
社会福祉法人 日本介助犬協会
※本ページの写真は、すべて社会福祉法人 日本介助犬協会様作成の動画よりキャプチャしたものです